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Notion Labs, Inc.の信頼性・日本法人・AIエージェント化まで徹底解説

Notion運営会社は安全?Notion Labs Inc.の信頼性とセキュリティを徹底解説

Notionの運営会社ってどこ?安全なの?
まず結論からお伝えします。Notionはアメリカのカリフォルニア州サンフランシスコに本社を置くIT企業「Notion Labs, Inc.」が開発・運営しているサービスです。2026年現在、世界1億人以上が利用しており、セキュリティ認証も複数取得しています。
ただ、それだけでは「導入していいのか」の判断には足りませんよね。この記事では、Notionを実際に業務に組み込んでいる立場から、運営会社の基本情報・安全性・日本法人の体制・そして2026年時点の最新動向まで、一気通貫で解説します。

この記事でわかること

  • Notionの運営会社「Notion Labs, Inc.」の実態
  • セキュリティ認証の内容と使い方によるリスク
  • 日本法人(Notion Labs Japan)の現状
  • 創業者Ivan Zhao氏のビジョン
  • 2026年版の最新動向:Notion 3.0とAIエージェント化

※Notionの安全性やトラブル対処について詳しく知りたい方はこちら

Notionが開かない時の原因と対処法

【一覧表】Notion Labs, Inc.の会社概要(2026年版)

項目 内容
正式社名 Notion Labs, Inc.
設立 2013年
本社所在地 アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコ
CEO Ivan Zhao(アイバン・ザオ)
COO Akshay Kothari(アクシェイ・コタリ)
従業員数 500〜1,000人(2024年時点)
企業価値 100億ドル以上(非上場)
累計資金調達 約3.4億ドル
ユーザー数 1億人超(2024年7月時点)
日本法人 Notion Labs Japan 合同会社(2022年6月設立)
日本法人所在地 東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング
取得認証 SOC 2 Type 2 / ISO 27001 / ISO 27701

Notionの運営会社はどこ?(結論)

Notionを運営しているのは、**アメリカ・サンフランシスコを本拠地とする「Notion Labs, Inc.」**です。

2013年に設立された同社は、Ivan Zhao氏を含む5名の共同創業者によってスタートしました。ただし一般にNotionとして広く知られるサービスのリリースは2016年8月のこと。つまり「設立2013年・Notion 1.0リリース2016年」というのが正確な歴史です(一部のサイトで2016年を設立年と記載しているのはこのリリース年との混同です)。

現在は世界中の個人・企業・教育機関に利用されており、日本でもトヨタ自動車や三菱重工業などの大手企業が導入するなど、エンタープライズ領域でも実績を積んでいます。

「聞いたことはあるけど実態のわからない海外企業」ではなく、Sequoia Capital(シリコンバレーを代表するベンチャーキャピタル)などから総額3.4億ドルの投資を受けた、財務基盤のしっかりした企業です。

Notion Labs, Inc.の会社概要

本社情報と組織体制

本社住所は「2300 Harrison St FL 2, San Francisco, CA 94110」。サンフランシスコのミッション地区に位置し、オープンでモダンなオフィス空間として知られています。

従業員数は500〜1,000人規模(2024年時点)。企業価値100億ドル超のスタートアップとしては、意図的にコンパクトな組織を維持しています。これはCEOのIvan Zhao氏が「小さいチームこそが革新を生む」という哲学を持っているためで、「リーンチーム運営」を戦略的に選択している結果です。

主要投資家と資金調達の実績

調達時期 調達額 主なリード投資家
2019年7月(シリーズA) 1,000万ドル Index Ventures
2020年4月 5,000万ドル Index Ventures
2021年10月 2億7,500万ドル Sequoia Capital・Coatue Management

2021年10月の資金調達ラウンドでNotionは企業価値100億ドルを達成し、いわゆる「デカコーン企業」の仲間入りを果たしました。非上場でありながら、主要な投資家からの信頼は非常に厚く、財務的な安定性は高いと評価できます。

事業内容

主力事業は「Notion」の開発・運営です。ドキュメント作成・プロジェクト管理・データベース・AI機能を統合したオールインワンワークスペースとして展開しています。

ミッションは 「Making software toolmaking ubiquitous(ソフトウェアツール作成の普及)」。簡単に言えば「誰もが自分に最適なソフトウェアを作れる世界の実現」です。

また2024年1月には「Notionカレンダー」を正式リリース。ワークスペースツールの枠を超えて、日常業務を包括的にカバーするプロダクトファミリーへと拡張しています。

Notionの歴史と成長の軌跡

創業から危機、そして再起へ

Notion Labs, Inc.が生まれたのは2013年ですが、最初の数年は決して順調ではありませんでした。初期バージョンは機能が複雑すぎてユーザーに受け入れられず、2015年ごろには資金繰りが悪化してチーム解散の危機に直面しています。

この苦境において、CEO Ivan Zhao氏と共同創業者のSimon Last氏は**日本の京都に移住し、製品を根本から作り直します。**京都での滞在が約1年。職人的なものづくりの文化や、日本のホスピタリティに影響を受けながら、「ユーザーはアプリを作りたいのではなく、仕事を効率よくこなしたいだけ」という洞察を得たことが転機となりました。

そして2016年8月、Notion 1.0が正式リリース。

爆発的な成長のタイムライン

時期 出来事
2016年8月 Notion 1.0 正式リリース
2019年7月 シリーズA調達(1,000万ドル)
2020年4月 ユーザー数100万人突破
2021年10月 ユーザー2,000万人・企業価値100億ドル達成
2022年6月 Notionカレンダーの元となるCronを買収
2022年11月 日本語正式版リリース
2023年2月 Notion AI正式リリース
2024年1月 Notionカレンダー正式リリース
2024年7月 ユーザー数1億人突破
2025年9月 Notion 3.0発表(AIエージェント化)
2026年2月 カスタムエージェント正式リリース

2020年のコロナ禍でリモートワークが急拡大したタイミングで、Notionのオールインワンという価値提案が時代と完璧にマッチ。2020年から2024年のわずか4年で、ユーザー数を100倍に伸ばしたことになります。

Notion創業者 Ivan Zhao(アイバン・ザオ)氏とは?

経歴

中国・新疆ウルムチ出身。16歳でカナダに移住し、ブリティッシュコロンビア大学にて認知科学を専攻。心理学・コンピュータサイエンス・言語学・哲学を横断的に学んだことが、Notionの「柔軟でカスタマイズ自在なツール」という思想的な背景になっています。

Notionの開発哲学に最も影響を与えたのは、コンピュータ科学の先駆者ダグラス・エンゲルバート氏の「人間の知的能力を増強する」という理念。「コンピュータは人間の知的な仕事のパートナーになれる」という考え方が、Notionのすべての機能設計に反映されています。

京都での再出発とNotion誕生

前述の通り、2015年の経営危機の際にZhao氏は京都に移り、そこでNotionの設計を根本から見直しました。この経験がNotionと日本の関係を特別なものにしており、2022年の日本法人設立や、トヨタ・三菱重工業など日本の大企業への早期展開につながっています。

2026年時点のビジョン

2024年10月の年次イベント「Make with Notion 2024」において、Zhao氏はミッションをこう再定義しています。

「あなたの人生の仕事に役立つ美しいツールの構築を支援すること(to help build beautiful tools for your life's work)」

これは従来の「ソフトウェアを民主化する」という外向きのスローガンから、「ユーザーの人生の仕事を支える」というより深い関与への転換を示しています。Notion 3.0のAIエージェント化は、このビジョンの実装形と言えます。

Notion Labs Japan(日本法人)について

概要

項目 内容
正式名称 Notion Labs Japan 合同会社
設立 2022年6月
現在の所在地 東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング(東京駅徒歩1分)
代表 西 勝清(にし かつきよ)氏 ※日本1号社員

日本法人の所在地は当初「東京都港区元麻布」でしたが、その後丸の内の新丸の内ビルディングへ移転しています(2024年7月時点で移転済み)。東京駅から徒歩1分という立地は、日本市場への本気度の表れとも読めます。

日本展開の歩み

2021年10月の日本語ベータ版から始まり、翌2022年11月の正式版リリースを経て、日本国内での普及は急速に進みました。個人ユーザーはもちろん、企業・教育機関・公共機関への導入が拡大。特にエンタープライズ需要が強く、トヨタ自動車や三菱重工業といった日本を代表する大企業での活用実績が公表されています。

また2025年には、Notionアカデミーの認定プログラムおよびトレーニング動画が日本語で提供開始。ユーザーが体系的に学べる環境が整い、組織全体での活用定着がよりスムーズになりました。

Notionは安全?セキュリティ対策を正直に解説

取得済みセキュリティ認証

Notion Labs, Inc.は以下の国際認証を取得しています。

認証名 内容
SOC 2 Type 2 サービスの内部統制・セキュリティ管理の継続的な評価
ISO 27001 情報セキュリティマネジメントシステムの国際標準
ISO 27701 プライバシー情報マネジメントの国際標準

これらは「一度取ればいい」系の認証ではなく、継続的な監査が必要なものです。グローバル展開している業務ツールとして、必要十分な水準を満たしていると評価できます。

技術的なセキュリティ対策

  • 保存データの暗号化: AES-256
  • 転送中のデータ暗号化: TLS 1.2以上
  • インフラ基盤: Amazon Web Services(AWS)
  • アクセスログと監視: 包括的な記録・モニタリング体制

安全な使い方と注意すべき点

Notion自体が危険なのではなく、使い方によってリスクが変わる点は正直にお伝えしておきます。

安心して使える用途:

  • 一般的なビジネス文書・議事録・プロジェクト管理
  • チームの情報共有・Wiki
  • 個人のタスク管理・メモ

慎重に扱うべき情報:

  • 個人情報が含まれるデータベース
  • 高度な機密情報・法的文書
  • エンタープライズレベルのセキュリティ要件がある場合はEnterpriseプランの活用を検討

なお、エンドツーエンド暗号化(E2E)は現時点では未実装です。Google DriveやDropboxなどの競合ツールと同様の制約であり、Notion固有の問題というわけではありませんが、知っておくべき事実として記載します。
基本的なセキュリティ設定として、2段階認証(2FA)の有効化と、公開設定(Web公開)の適切な管理は必ず行ってください。
より具体的なセキュリティリスクの内容はNotionの危険性とは?2026年最新のセキュリティリスクと安全対策を徹底解説で詳しく解説しています。

【2026年版】Notionの最新動向:Notion 3.0とAIエージェント化

ここが2026年時点の最大の差分です。会社概要を調べる人の多くが「今どんなサービスなのか」を知りたいはず。セキュリティ情報と並んで、この章が判断材料として重要です。

Notion 3.0の登場(2025年9月)

2025年9月、年次イベント「Make with Notion 2025」においてNotion 3.0が発表されました。このアップデートの核心は、「AIアシスタント」から「AIエージェント」への進化です。

従来のNotion AIは「こちらが指示を出せば動く」アシスタント型でした。Notion 3.0のパーソナルエージェントは、ワークスペース内の文脈を理解したうえで、複数ステップにわたる作業を自律的に実行できます。最長20分以上の連続作業をこなす能力を持ち、プロジェクト全体の把握・タスクの分割・ドキュメントの作成といった一連の業務を人間に代わって処理します。

Notion Labsの共同創業者兼CEOのIvan Zhao氏はこの変化を次のように表現しています。「Notion 1.0は文書と知識を共有する場を作り、2.0はあらゆる作業を管理するデータベースをもたらした。3.0では、あなたに代わって作業してくれるエージェントを届ける」。

カスタムエージェントの正式リリース(2026年2月)

2026年2月24日、Notion 3.3としてカスタムエージェントが正式リリースされました。

カスタムエージェントとは、事前に定義した指示に従い、ユーザーの操作なしにバックグラウンドで自律的に動作するAIです。スケジュールやトリガーに基づいて実行されるため、たとえば「毎週月曜日に先週のタスク状況をまとめて報告する」「顧客フィードバックが入ったら分類してデータベースに追加する」といった定型業務を完全に自動化できます。

SlackやGoogle Drive、Figma、LinearなどのツールとMCP(Model Context Protocol)経由で連携でき、Notionを起点に業務ワークフロー全体を自動化する仕組みが整いました。

なお、2026年5月3日まで無料体験が可能(ビジネスプランで試用可能)です。5月4日以降はビジネスプランまたはエンタープライズプランのアドオン(Notionクレジット制)として提供されます。

他にも進んでいる2026年のNotion

  • Notionメール: Gmailと連携した高機能メーラー。AIによるメール整理・カレンダー連携が特徴
  • オフラインモード: 2025年にリリース済み。ネット環境がなくてもページ閲覧・編集が可能に
  • パフォーマンス改善: 2026年1月のNotion 3.2で、ページ表示速度がWindows版で27%、Mac版で11%向上
  • モバイルAI強化: 外出先でのAI文字起こし・会議要約がワンタップで実行可能に
  • エンタープライズサーチ: ワークスペース横断の高度な検索機能が追加

SaaSのワークスペースツールという枠から、AIエージェントプラットフォームへと変貌を遂げているのが2026年時点のNotionです。

よくある質問(FAQ)

Q. Notionの運営会社は日本企業ですか?

A. いいえ、アメリカ企業です。正式社名は「Notion Labs, Inc.」で、サンフランシスコに本社を置きます。日本法人「Notion Labs Japan 合同会社」が2022年6月に設立されており、日本語でのサポート・オンボーディング支援を提供しています。

Q. Notionは無料で使えますか?

A. 個人利用であれば無料プランがあります。無料プランではページ数・ブロック数が無制限で、基本的な機能を一通り試せます。チームでの利用やAI機能の本格活用にはプランのアップグレードが必要です。

Q. NotionのデータはAIの学習に使われますか?

A. Notionは公式のプライバシーポリシーにおいて、ユーザーのコンテンツをAIのトレーニングデータとして使用しないことを明記しています。詳細は公式サイトのプライバシーポリシーを確認することをお勧めします。

Q. Notionは上場していますか?

A. 2026年4月時点では非上場です。企業価値100億ドル以上のデカコーン企業ですが、IPOについての公式発表はありません。

Q. Notionのセキュリティは企業利用に耐えられますか?

A. 一般的なビジネス用途には十分な水準です。SOC 2 Type 2、ISO 27001といった国際認証を取得しており、AES-256暗号化やAWSインフラを採用しています。医療情報や高度な機密情報を扱う場合は、EnterpriseプランでのIP制限・監査ログ・アクセス管理の活用を検討してください。

Q. Notionは今後も安心して使い続けられますか?

A. 企業規模・財務基盤・ユーザー基盤のいずれも拡大中であり、短期的なサービス終了リスクは低いと判断します。Notion 3.0のリリースや2026年2月のカスタムエージェント正式提供など、プロダクト開発への投資も継続しています。ただし、クラウドサービスは利用規約の変更や方針転換のリスクが常にある点は、Notionに限らず念頭に置いておきましょう。
「サービス終了」の噂について詳しくは「Notionがサービス終了するらしい」は本当?2026年3月の最新状況を徹底検証で検証しています。

Q. Notionはどこの国の会社ですか?

A. アメリカ合衆国の企業です。本社はカリフォルニア州サンフランシスコにあり、正式社名は「Notion Labs, Inc.」です。日本法人「Notion Labs Japan 合同会社」も東京都千代田区に置かれています。

まとめ:2026年のNotionは「AIエージェント会社」へ変貌した

Notion Labs, Inc.は、設立2013年・Notion 1.0リリース2016年から10年余りで、世界1億人以上が使うプロダクトを生み出した実力ある企業です。日本との縁も深く、創業期に共同創業者が京都で製品を作り直したエピソードから、2022年の日本法人設立・丸の内への移転と、日本市場への本気の関与が続いています。

セキュリティ面では、SOC 2 Type 2・ISO 27001・ISO 27701という主要認証を取得し、AES-256暗号化とAWSインフラを採用。一般的なビジネス用途での安全性は確保されています。機密性の高い情報を扱う場合はEnterpriseプランの機能を活用することが前提になります。

そして2026年時点で最も重要な変化は、Notion 3.0によるAIエージェント化です。テキスト補助ツールからチームの一員として自律的に動くエージェントへ。カスタムエージェントの正式リリース(2026年2月)により、定型業務の自動化が現実のものになりました。

「安全かどうか」という不安の確認を超えて、今や「どこまでNotionに任せられるか」を考える段階に入っています。


この記事は2026年4月時点の情報をもとに作成しています。Notionのサービス仕様や会社情報は変更される場合があります。最新情報は公式サイト(notion.com)をご確認ください。

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