
「Proにしようか迷ってる」、その気持ち、わかります!!
Obsidianを使い始めてしばらく経つと、必ず一度は考える瞬間が来ます。
「同期が不便だな」「もう少しだけ、快適にしたい」「でも月額払う価値あるのかな?」
私も同じ状況で、3ヶ月ほど無料プランのまま使い続けてから、意を決してObsidian Proに課金しました。
結論から言います。
「同期機能だけで元が取れる人」と「無料でも十分な人」が、はっきり二極化します。
この記事では、実際に課金してみて気づいた「無料との具体的な違い」「正直ガッカリしたこと」「逆に予想以上に良かったこと」を、できるだけ体験に基づいて書いていきます。
「課金すべきかどうか」の判断材料として、ぜひ最後まで読んでみてください。
- 1. Obsidian Proとは?料金と内容を整理する
- 2. 無料プランでできること・できないこと
- 3. Obsidian Syncを使ってみた正直な感想
- 4. Obsidian Publishを使う価値はあるのか?
- 5. Proにして後悔したこと・予想と違ったこと
- 6. こんな人はProにすべき、こんな人は無料で十分
- 7. Proの代替手段は本当に使えるのか?
- 8. FAQ:Obsidian Pro よくある疑問7選
- 9. まとめ:課金判断のチェックリスト
1. Obsidian Proとは?料金と内容を整理する
まず前提として、Obsidianには「Pro」という名称の単一プランがあるわけではなく、有料機能は「Catalyst」「Sync」「Publish」という3つの形で提供されています。
ただ一般的に「Obsidian Pro」や「有料プラン」と呼ばれるときは、主に以下の2つを指すことが多いです。
| サービス | 料金(2026年時点) | 内容 |
|---|---|---|
| Obsidian Sync | $10/月(約1,500円) | デバイス間同期・バージョン履歴 |
| Obsidian Publish | $20/月(約3,000円) | ノートをWebサイトとして公開 |
| Catalyst | 買い切り $25〜 | 開発支援・インサイダービルド |
重要なポイント:Obsidian本体のアプリは、個人利用であれば永久無料です。「課金しないと使えない機能が増えた」という誤解をよく見かけますが、これは間違いです。
📌 公式には「Obsidian is free to use for personal use」と明記されています。料金が発生するのはSync・Publishという「サービス」に対してであり、アプリ自体ではありません。
2. 無料プランでできること・できないこと
「無料だとどこまで使えるのか?」が気になる方のために、まとめてみました。
無料でできること(意外と多い)
- ノート作成・編集:無制限
- プラグイン(コミュニティ含む):全て使用可能
- テーマのカスタマイズ:自由
- ローカル保存・バックアップ:自分で設定すれば可能
- グラフビュー・リンク機能:完全利用可能
無料でできないこと(ここがポイント)
- 公式のデバイス間自動同期(→ Syncが必要)
- バージョン履歴の長期保存(→ 無料は7日間と限定的)
- Webサイトとしてのノート公開(→ Publishが必要)
- インサイダービルドへのアクセス(→ Catalystが必要)
私の実体験として、Obsidianを最初の2ヶ月はWindows一台でのみ使っていたので、Syncの必要性を感じませんでした。しかしiPhoneでも使いたいと思い始めた瞬間、「無料同期の代替手段」の調査が一気に現実的な課題になりました。
3. Obsidian Syncを使ってみた正直な感想
これが「Pro機能の中で最も多くの人が課金する理由」だと思います。
Syncの良かったところ
① 設定がとにかく楽
iCloudやGitHubを使った無料同期を試したことがある方はわかると思いますが、Obsidian Syncは設定が圧倒的に簡単です。アプリ内でサインインして「Sync」をオンにするだけで、複数デバイスが数秒で繋がります。
無料のiCloud同期で格闘した3時間を返してほしい、と正直思いました。
② バージョン履歴が地味に助かる
Syncプランでは、最大12ヶ月のバージョン履歴が保存されます。「先週書いた内容、消えてた!」という悲劇を防げます。私は実際に一度、誤って大量の文章を削除してしまい、Syncの履歴で救われた経験があります。
③ 選択的同期ができる
「仕事のVaultだけ同期、プライベートのVaultは同期しない」という設定が可能です。これは意外と便利でした。
Syncの正直ガッカリした点
容量の壁:Syncプランの同期容量は10GBが上限です。テキストメモがメインであれば十分すぎますが、PDF・画像・音声ファイルを大量にVaultに入れている方は要注意です。私は動画ファイルをVaultに含めていたため、想定より早く容量を気にする状況になりました。
4. Obsidian Publishを使う価値はあるのか?
Publishは月額$20(約3,000円)という、Syncより高い料金設定です。
私の正直な評価:「使いこなせる人は少ない、でも刺さる人には最高」というサービスです。
Publishが向いている人
- 自分のノートを「デジタルガーデン」として公開したい人
- 技術ブログやドキュメントサイトを作りたいエンジニア・研究者
- Notionの公開ページに不満を感じていて、より高度なカスタマイズを求めている人
Publishが向いていない人
- 単に「メモを管理したい」だけの人
- はてなブログやWordPressで既にブログを運営している人
- $20/月のコストに見合うトラフィックやニーズがない人
私の場合、Publishは試用後2ヶ月で解約しました。コンテンツの量も更新頻度も、月3,000円を正当化するには至りませんでした。これは完全に「自分の使い方の問題」であり、Publishの品質自体は申し分なかったです。
5. Proにして後悔したこと・予想と違ったこと
正直ベースで書きます。
後悔したこと
「無料同期の代替でよかったかも」と思う瞬間がある
後述しますが、iCloud・Google Drive・Gitを活用した無料同期の方法は確立されています。試行錯誤のコストを時間で考えると「Syncを買った方が安い」という判断になりましたが、設定さえ一度できれば無料代替で事足りる、という現実も否定できません。
Publishは自分には早かった
Publishを解約したのは前述の通りです。「Obsidianでブログを書く」という使い方が自分のワークフローに馴染まなかったのが主因です。
予想以上に良かったこと
Syncのバージョン履歴:これは本当に安心感が違います。Notionのバージョン履歴(有料プランのみ)と比べても、操作が直感的で「あの時点に戻す」がスムーズです。
Catalystの早期アクセス:新機能をいち早く試せるインサイダービルドへのアクセスは、Obsidianの進化を楽しんでいる方には意外な価値があります。
6. こんな人はProにすべき、こんな人は無料で十分
✅ Proにすべき人
- 複数デバイスでObsidianを使いたい(特にiPhoneとの同期)
- 設定の手間より「時間とストレスを減らしたい」を優先する人
- ノートを公開サイトとして運用したい人(Publish)
- 月1,500円〜3,000円を「道具への投資」として許容できる人
❌ 無料で十分な人
- PCのみ・単一デバイスで完結している人
- GitやiCloudを自分で設定できる技術的な余裕がある人
- とにかくコストを抑えたい人(無料でも90%の機能は使える)
- まだObsidianを使い始めたばかりの人(まず無料で慣れるべき)
7. Proの代替手段は本当に使えるのか?
「無料でどうにかしたい」という方のために、主な代替手段を整理します。
同期の代替
| 方法 | 難易度 | コスト | 安定性 |
|---|---|---|---|
| iCloud同期 | ★★☆ | 無料 | ★★★ |
| Google Drive同期 | ★★★ | 無料 | ★★★ |
| GitHub同期 | ★★★★ | 無料 | ★★★★ |
| Remotely Save(プラグイン) | ★★☆ | 無料 | ★★★ |
Remotely Saveプラグインは、コミュニティプラグインの中でも特に評価が高い同期ツールです。Dropbox・S3・OneDriveなど複数のクラウドストレージに対応しており、設定さえできれば安定して動作します。
当ブログの過去記事でも同期方法を詳しく解説しています:
📖 Obsidian無料同期の全手順2026|WindowsとiPhoneを0円でつなぐ
📖 Obsidian Google Drive同期のやり方【2026年完全版】
📖 Obsidian iCloud同期の設定方法|完全手順2026
公開の代替
Publishの代替としては、GitHub PagesやQuartz(OSSのObsidian公開ツール)が選択肢になります。ただし技術的な知識が必要で、Publishのような手軽さはありません。
8. FAQ:Obsidian Pro よくある疑問7選
Q1. Obsidianは将来も無料で使えますか?
A. 公式が「個人利用は永久無料」と明言しています。ただしSyncやPublishは有料サービスのため、仕様変更の可能性はゼロではありません。基本的なアプリ機能が有料化される兆候は2026年現在ありません。
Q2. SyncとiCloud同期を両方使ったらどうなりますか?
A. 競合が発生してデータが破損するリスクがあります。必ずどちらか一方だけを使用してください。これは多くのユーザーが経験する失敗なので要注意です。
Q3. Syncの12ヶ月バージョン履歴はどうやって使いますか?
A. Vaultの設定 → 「Sync」→「バージョン履歴」から、ファイルごとに過去の状態を確認・復元できます。操作は直感的で、特に難しくはありません。
Q4. 月途中でSyncを解約したら料金はどうなりますか?
A. 月割りになっており、解約月の末日まで利用可能です。日割り返金はありません。
Q5. CatalystとSyncは別払いですか?
A. はい、別々の購入です。CatalystはObsidian開発への支援(買い切り)、SyncとPublishは月額サービスです。どれかを買えば他もついてくる、ということはありません。
Q6. Obsidianの有料プランはNotionのProプランと比べてどうですか?
A. 目的が異なります。Notionは「クラウド型のAll-in-oneツール」、Obsidianは「ローカルファーストのナレッジ管理ツール」です。ObsidianのSyncはあくまでローカルのVaultを同期する補助機能であり、Notionのようにクラウド上でリアルタイム共同編集する使い方とは根本的に違います。
📖 関連記事:ObsidianとNotionの連携方法5選!効果的な使い分けと実践ワークフロー解説
Q7. 学生割引はありますか?
A. Obsidianは個人利用そのものが無料のため、学生向けの特別割引プログラムは現時点では設けられていません。
9. まとめ:課金判断のチェックリスト
最後に、あなたがProにすべきかどうかをチェックできるリストを用意しました。
Obsidian Sync(月$10)課金チェックリスト
- [ ] スマホ・タブレットでもObsidianを使いたい
- [ ] 同期設定の手間より快適さを優先したい
- [ ] バージョン履歴で過去のノートを守りたい
- [ ] クラウド設定のトラブルで時間を無駄にしたくない
2つ以上チェックがついたら→Syncへの課金を検討する価値あり
Obsidian Publish(月$20)課金チェックリスト
- [ ] 自分のノートを公開サイトとして継続運用する予定がある
- [ ] GitHubやQuartzなどの技術的代替手段は使いたくない
- [ ] デジタルガーデンやパブリックナレッジベースを育てたい
全てチェックがついたら→Publishの試用を推奨
Obsidianは「無料でも十分すぎるほど使えるツール」です。だからこそ、Pro機能への課金は「本当に自分の使い方に必要かどうか」を冷静に判断することが大切です。
この記事が、あなたの課金判断の一助になれば嬉しいです。
もし「無料でObsidianを使い倒す方法」についてもっと知りたい方は、ぜひ以下の記事もあわせてどうぞ。
📖 Obsidian使い方完全ガイド|初心者向け無料活用法【2026年版】
📖 Obsidian同期エラー解決法|原因と対処を完全ガイド2026
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